リコーは10月1日、創業100周年に向けた2036年ビジョン「“はたらく”に歓びを」を実現するための取り組みの一環として、11月2日にリコーの創業者・市村清氏ゆかりの地である東京都大田区に“はたらく”を研究する施設として、次世代ワークプレイス「3L(サンエル)」を開設すると発表した。

  • はたらく歓びを実践・研究する場として開設する「3L」の外観

「3L」では、デジタル技術を用いて対面・非対面を組み合わせて次世代の“はたらく”を実践していく。その中で人々に生まれるさまざまな感情や行動、つながりをデータ化して蓄積し、未来に向けた人間らしい“はたらく”を研究することで、歓びが生まれるプロセスを解析して実証する。

例えば、3Lで行われるすべてのチームの活動データは、各フロアのサイネージや3Lのスマホアプリでいつでもチェックできる。館内に設置されたシェアリングテーブルでは、様々なセンシングデータやストレングスファインダーの結果を映し出し、新たなチームの結成やチーミングに役立てることも可能。

研究の第1弾として、チームの創造性を引き出す次世代会議空間「RICOH PRISM」を実装し、社内外のアントレプレナーやクリエイターに体験・活用してもらう。

  • 次世代会議空間「RICOH PRISM(リコー プリズム)」のイメージ

あわせて、ソーシャル経済メディアのNewsPicksの協力の下、社内外混成で新たなはたらく歓びの研究の探索から実装までを行う共創プログラムを実施する。