ServiceNow Japanは9月23日、Now Platformの最新バージョン「Paris」を発表した。「Paris」には、新製品として、「Business Continuity Management」と「Hardware Asset Management」が含まれている。

「Business Continuity Management」は、ServiceNowプラットフォーム内のコンテキストを活用し、最新の自動化されたビジネスインパクト分析（BIA）、事業継続計画の策定、危機管理により、回復力の高いシステム運用を実現する。

「Hardware Asset Management」は、ハードウェアやデバイスに関する経費、契約、在庫情報の詳細を追跡し、IT資産のライフサイクルを自動化する。これにより、企業はハードウェアの購入から廃棄までの意思決定をよりスマートに行えるようになる。

「Paris」では、「新たなワークフローやアプリでビジネス変化に迅速に対応し、すべてのアプリに組み込まれたアナリティクスとAI機能で生産性を高めながら、企業全体の業務をデジタル化して自動化すること」「ITの生産性、コスト、レジリエンシーを最適化し、ITSM（IT Service Management）とAIOps（IT運用向け人工知能）の近代化と自動化を図ること」を実現する。

加えて、同社は、金融サービス業界向けソリューション「Financial Services Operations」および通信業界向けソリューション「Telecommunications Service Management」「Telecommunications Network Performance Management」の提供を開始する（英語版での提供となり、日本語版の提供は現時点で未定）。