Microsoftは米国時間2020年9月22日、Windows Terminal Preview 1.4をリリースした。公式ブログによれば、ジャンプリスト、ハイパーリンク、ターミナル内の点滅をサポートしている。インストール済みの環境では、Microsoft Store経由で更新し、未インストールの環境はGitHubでインストールできる。なお、安定版となるWindows Terminalはバージョン1.3に更新された。

  • Windows Terminal Previewをタスクバーにピン留めすると、ジャンプリストから各環境を呼び出せる

    Windows Terminal Previewをタスクバーにピン留めすると、ジャンプリストから各環境を呼び出せる

ターミナル内に現れたURIの検出は、「Ctrl」キーや「Cmd」キー+クリックで関連付けたWebブラウザーなど関連付けたアプリケーションの起動をサポートする機能だが、現時点では未完成。更なる実装の精度向上を目指すと、Microsoftおよびコミュニティは説明している。また、ターミナル内の点滅サポートは、ターミナル内に表示したテキストファイルの一部分を点滅可能にするグラフィックレンディションのサポートによって実現した。この他にもVim使用時にカーソルが正しく移動しない問題など、いくつかのバグを修正している。Microsoftは現在ITエンジニア向けのイベント「Microsoft Ignite」を開催しており、多くの新発表を重ねている。

  • グラフィックレンディションの点滅もサポート(公式ブログより抜粋)

    グラフィックレンディションの点滅もサポート(公式ブログより抜粋)

阿久津良和(Cactus)