リードエグジビションジャパン主催の教育総合展(教育ITソリューションEXPO、学校施設・サービスEXPO、STEAM教育EXPO)が、9月16日~9月18日の日程で、幕張メッセ(千葉県)で開催されている。最近の社会情勢を反映して、新型コロナ対策やGIGAスクール対応のものが目立つ。
東計電算が顔認証出席システム
東計電算のブースでは、顔認証出席システムが紹介されていた。AIの顔認証で出席確認ができるというもので、生徒はiPhoneで顔データを登録。学校側はiPad1台あれば導入できるという。このシステムは現在開発中で、11月ごろデモサイトが立ち上がる予定だという。
また同社は、クラウド型大学向けパッケージシステム「Blue」において、退学者予測システムを紹介していた。
このシステムは、出席率、成績、入金遅延数、1限出席率などのデータをもとに、退学リスクの高い学生を抽出するもの。どのデータをどれくらい重視するかは、学校のニーズに応じてカスタマイズでき、退学理由の分析もできるという。
チェルは「Chromebook活用パック」を展示
チェルは「チエル Chromebook 活用パック」を紹介。同パックは、Google管理コンソール 運用支援ツール「InterCLASS Console Support」、Google classroom連帯協働学習支援ツール「InterCLASS for Chrome」、LTE通信対応 Webフィルタリングサービス「InterCLASS Filtering Service」からなる。
「InterCLASS Console Support」では、QRコードでChromebookにログインでき、InterCLASS for Chromeでは教材・課題の一斉配布と回収、画面共有・制御などが行える。