ファナックは16日、同社のDX(デジタル トランスフォーメーション)活動の一環として商品に関する情報をデジタルコンテンツとともに提供する「FANUC DXCE」を開設したことを発表した。

FAやロボット、ロボマシンに加え、IoTを担うオープンプラットフォーム「FIELD system」など製造の自動化と効率化を追求する同社の製品は幅広い。コロナ禍によるニューノーマルが進むなかで同社は、以前から取り組んでいるDX活動の一環として、製品とユーザーを直接繋ぐWebサイト「FANUC DXCE」(FANUC Digital Transformation Customer Engagement)を開設した。

FANUC DXCE(登録前の画面)

FANUC DXCE(登録前の画面)

「FANUC DXCE」は、名前とメールアドレスを入力してパスワードを得ると誰でも入場可能なWebだが、商品別やソリューション別のメニューでわかりやすいメニューとナレーション付の動画による技術情報や適用例などコンテンツも充実させている。

オンライン会議や展示会のバーチャル化などニューノーマルな仕組みが急速に進んでいるが、同社は顧客専用サイトの設置やオンライン展示会の開催など「FANUC DXCE」においてコンテンツを拡充させてDXとともにカスタマーエンゲージメント(Customer Engagement)を推し進める。