凸版印刷は15日、オフィスやショールームなどにLIVE配信スタジオを構築、制作から運用までワンストップでサポートするサービスの提供を開始した。
スタジオスペースの施工から機材選定・納品、機材レクチャーから運用サポートまで、LIVE配信のための設備を一気に構築するサービスは、価格300万円から。特別な演出・体制が必要な際には、別途ディレクターやテクニカルスタッフの派遣にも対応する。
施設やイベントの空間プロデュース、オンライン施設見学ソリューションの提供など豊富なソリューションを持つ同社は、地方創生・観光立国共創拠点「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI」内にLIVE配信専用スタジオ"TOPPAN ONLINE STUDIO CONNECT"を設立。本サービスを活用したスタジオの運用も10月1日から開始する。
サービス提供の背景として、コロナ禍において広がりを見せるオンライン活用の非対面式のコミュニケーション手法への存在を同社は挙げている。ウェビナー(Webinar/Web上でのセミナー)やTV会議システムを活用したインサイドセールスなど様々な形で開催されるオンラインイベントから、企業オフィスやショールームなどLIVE配信に特化したスタジオ構築のニーズを見出すものだ。2022年度までに、施設・空間プロデュースビジネス全体で10億円の売り上げを目指す。