ミロク情報サービス(MJS)は14日、サイトビジットと業務提携し電子契約・契約管理サービス「NINJA SIGN」の提供を開始することを発表した。
「NINJA SIGN」は契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管と契約書締結から保管までのプロセスをワンストップで提供するサービス。契約書ごとに任意のワークフローを設定できるなど、承認プロセスや進捗を把握しやすい仕組みを提供している。
中堅・中小企業に財務会計・税務システムを提供し、法定帳簿の電子化支援を進めているMJSは、8400カ所の会計事務所パートナーや全国の拠点を活かし「NINJA SIGN」の提供を開始する。電子帳簿保存法改正により10月からDX(デジタルトランスフォーメーション)を進められる環境にあるが、請求書や契約書作成、送付など紙をベースとした手続きのためにコロナ禍に出社を強いられるケースがあることをMJSは指摘している。同社は、将来的な財務会計システムとの連携も見据え、中堅・中小企業の業務改善支援を推し進める。