Visual Studioエンジニアリングチームは2020年9月10日(米国時間)、「Visual Studio Code August 2020」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となるAugust 2020(バージョン1.49)のリリースをアナウンスした。Microsoftは、VSCodeを毎月1回継続的にアップデートしていく方針をとっており、August 2020はその名の通り2020年8月アップデート版となる。
August 2020の主な変更点としては、次の項目が挙げられている。
- 変更されたテキストのみをフォーマットする「Format Modified Lines」コマンドの追加
- 検索と置換において大文字と小文字の変更をサポート
- ソースコントロールリボジトリビューの再導入
- デバッグコンソールにおけるフィルターのサポート
- デバッグ時のUXの改善
- JavaScriptデバッガーの自動接続の改善
- 同梱されるTypeScriptの4.0.2へのアップデート
- ノートブックのUXの改善
- リモート開発機能の拡張
ほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントかアップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。VSCode August 2020は次のサイトからダウンロードすることができる。