ミツバチプロダクツは9月9日、第2世代の業務用チョコレートドリンクマシン「INFINI MIX Version CM-2」と一定量のオリジナルチョコレートをセットで提供する月額課金制サービス「CHOCOLATLISTA PARTNER(ショコラリスタパートナー)」を9月10日より開始すると発表した。
同社は2年前の2018年9月に設立されたパナソニック発ベンチャーで、2019年より初号機の「INFINI MIX」の提供を開始。目標としていた初期ロット50台を無事販売することができたこともあり、さらに日本におけるチョコを飲む文化の醸成や、より幅広いパートナーに活用してもらうことを目的に、今回、月額課金制サービスの提供を決定したという。
また、それに併せて、チョコを溶かすスチームの質の向上や動作音の低減、機構の改良、安全対策の強化など、現場から上がってきた声を取り入れた2号機「INFINI MIX Version CM-2」の開発にもこぎつけたという。
さらに、よりおいしいチョコレートドリンクを提供することを目的に、今回、チョコレートドリンク向けにオリジナルのクーベルチュールチョコレートを2種類開発。1種類はカカオ分約64%の「インフィニ・ビター」で、純度の高い風味を楽しむことができるという。もう1種類はカカオ分約45%の「インフィニ・ミルク」で、子供や女性が好む味になっているという。
ショコラリスタパートナーは、このCM-2が1台、2種類のチョコが毎月5kg(1kgあたり約25杯分のチョコレートドリンクが目安、別途、追加注文も可能)、そして同社のショコラリスタによるレシピ提案、オンラインでの操作説明などを含めた保守サポートを含めており、月額5万円からの契約としている。
ミツバチプロダクツ代表取締役/CEOの浦はつみ氏は、「今回、店舗で簡単にチョコレートドリンクを提供できるサービスをサブスクリプションで提供することで、より幅広い分野でのINFINI MIXの活用を目指したい」としており、2020年度で50人の新たなパートナーへの提供を目指すとしている。また、マシンの進化も継続して行っていきたいとしており、今後、さらなるサービスの拡大を進めていくことを掲げている。