ローソン、遠隔操作ロボットによる店舗での商品陳列を9月14日より開始

のと同時に、運用に関するデータを取得する取り組みを開始すると発表した。

NEDOとTelexistenceは9月7日、Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業として、9月14日に東京ポートシティ竹芝のオフィスタワー1階に開業する「ローソン　Model T　東京ポートシティ竹芝店」において、遠隔操作ロボット「Model-T」を商品陳列のために稼働させるのと同時に、運用に関するデータを取得する取り組みを開始すると発表した。

具体的には、Model-Tを店内バックヤードに配置し、店舗内の実オペレーションに組み込み稼働。飲料(ペットボトル・缶飲料)および中食(弁当・おにぎり・サンドイッチなど)を対象とした商品陳列を遠隔操作にて行い、コンビニ店舗運営での使用が可能な、ロボットによる商品陳列オペレーションを推進するとともに、遠隔操作中のオペレーターとロボットの動き(商品のピッキング、設置など)のデータを蓄積し、人工知能(AI)に学習させることで、遠隔操作によらず自動で制御・処理する割合を増やす自動化の研究開発も進めていく予定としている。

NEDOとTelexistenceは、今回の取り組みを通じて、インターネットがあれば安全に、どこからでも店舗スタッフがロボットを通じて就労可能な、まったく新しい店舗オペレーション構築の実現を目指すとしているほか、人と人との接触を減らすことで、新型コロナウイルスの感染拡大防止を実現しつつ、少子高齢化や就労人口の減少による人手不足の解決などにもつなげていきたいとしている。