イグアスは9月7日、セルフ式でセルフ式でマスク装着しながら検温を行い、正常な体表温度の場合のみにラベルシールを発行し、衣類の上から貼付けることでコロナ入口対策における無人化、見える化の両方を非接触で同時に実現するシステム「TEMPOK」(テンポック)を販売開始した。
同システムは、サーモグラフィー機能搭載のタブレット(AIサーマル検知システム)とラベルシール・プリンタで構成されており、セルフ式で非接触の検温を行い、設定した体表温度以下の場合のみ「検温OK」のラベルシールが発行され、腕や胸などに衣類の上から貼ることで、正常な体表温度であることが可視化される。
基準値以上の体表温度の人には注意音とともに「注意」の画面表示がされ、ラベルシールは発行されず、正常な体表温度の際はプリンタなどの共有部分に一切触れることなく、ラベルシールを受け取ることができるという。オフィスや工場、店舗、商業施設、イベント会場など、さまざまな場所の入口に設置することを想定している。
なお、同システムはiFLYソリューションズの協力を得て開発しており、今後もiFLYソリューションズの持つ顔認証機能を活用し、入出退管理システムや勤怠管理システムとの連携を実現する統合的な安全管理プラットフォームとして機能強化を進めていく予定だという。
標準販売価格は税別で50万円、レンタル料金は月額3万円。