東計電算は9月4日、大学向けに提供する「入学手続システム」に、2021年1月より新たにオンライン決済機能を搭載することを発表した。
「入学手続システム」は、大学入試の合格者に対して、入学金・納付金の決済や必要書類の送付、入学申し込みの登録など、一連の入学手続をWeb上で通知できるクラウド型のサービス。
学校ごとに異なる入試制度や入学手続に応じて、機能と画面デザインをカスタマイズできるほか、合格通知書や手続書類をペーパーレス化してコスト削減にも貢献するという。
今回、従来の銀行振込に加えて、クレジットカードでのオンライン決済と、ペイジーおよびコンビニ決済による入学金の支払いが可能となった。入金状況は入学手続者と大学担当者双方がシステム上で確認でき、オンライン決済とペイジー及びコンビニ決済の場合は即時に入金状況が反映されるという。
これにより大学の担当者は、2021年度の入試から、入試合格者の入学手続状況(入学金・納付金の入金状況)を即時に把握し、より正確に入学定員数を管理できるようになるということだ。
なお、同サービスは9月16日〜18日、幕張メッセにて開催される「教育ITソリューションEXPO」に出展予定とのことだ。