トライベックは9月1日、マーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management」を「HIRAMEKI XD(ヒラメキクロスディー)」にサービス名称を変更するほか、領域別サービスも同様にコマース向けサービスを「XD.COMMERCE(クロスディーコマース)」、BtoB/耐久消費財向けサービスを「XD. TARGET(クロスディーターゲット)」、ログ収集サービスを「XD.LOGSTORAGE(クロスディーログストレージ)」にサービス名称を変更し、刷新すると発表した。

同社は、昨年10月にBtoB向けのHIRAMEKI management、BtoC向けの「xross data」の2つのサービスにおけるブランド体系をHIRAMEKI managementへ統一し、約1年をかけてサービス基盤および提供機能の追加・統合を進めてきた。サービス基盤の統合にあたり、xross dataの機能を主軸にHIRAMEKI managementのサービスコンセプトである「中小企業のマーケティングを支援する」を引き継ぎ、必要な機能群を追加で開発した。

同様に、領域特化型のサービスとして提供していたコマース向けのHIRAMEKI COMMERCEをXD.COMMERCE、BtoB/耐久消費財向けのHIRAMEKI TARGETをXD.TARGET、ログ収集・連携サービスのLogStorageをXD.LOGSTORAGEにそれぞれ変更する。XD.TARGETは、BtoB/耐久消費財のデジタルマーケティングにおいて、必要となる機能をパッケージ化したマーケティングオートメーション。

XD.COMMERCEは、ECサイトのマーケティングに特化したサービスで、One to Oneマーケティングで重要となるリテンション施策を中心に、顧客のエンゲージメントやLTV向上を目的とした機能を取り揃えている。XD.LOGSTORAGEは、オンライン行動ログをユーザーに紐付けて収集・整理し、それらツールが必要とするログフォーマットに変換して提供するクラウドサービス。保存したログは管理画面からのダウンロードできるほか、システム間連携するためのAPIを提供している。

今後、同社では2020年内にオンラインサーベイ「XD.SCORE(クロスディースコア、仮称)」、コマース機能アドオン「XD.GADGET(クロスディーガジェット、仮称)」の提供を予定している。