パソナグループは9月1日、 主に東京・千代田区の本部で行ってきた人事・財務経理・経営企画・新規事業開発・グローバル・IT/DX 等の本部機能業務を、兵庫県淡路島の拠点に分散し、9月から段階的に移転を開始していくと発表した。
あわせて、AI・IoTを活用した「DX(デジタルトランスフォーメーション)・BPO センター淡路」を開設し、自社のDX を推進するとともに、クライアント企業のインサイドセールスやWeb/デジタルマ ーケティングなどの業務を行う。
これにより、2023年度末までに、グループ全体の本部機能社員約1800 名のうち、約1200名が淡路島で業務を行うことになる。また、これらの業務にはパソナグループ各社の従業員が従事していくほか、就職 氷河期世代やシニア世代、ひとり親家庭など、さまざまな人々に門戸を広げ、雇用していく。
また、淡路島の拠点には外部企業の方々も利用できる「ワーケーション施設」を併設し、新しい働き方を体験できる場も提供していく予定。