NECネッツエスアイは8月31日、スマートデバイスを活用したリモート監視と稼働状況の自動収集で、設備の総合的な監視制御を可能にするビルオートメーションシステム「Butics-AX」の販売を、8月から開始したことを発表した。
「Buitcs-AX」は、ビルの省エネ対策、空調・照明等の監視・制御などを行うビルオートメーションシステム「Butics」シリーズの新製品。既存の中央監視機能に加え、作業現場や遠隔の保守拠点からでもパソコンやタブレット上のWebブラウザから操作できるインターフェースを提供し、施設管理の省力化を実現するという。
また、従来型の高集積なRS構成に加え、小型で省スペースな汎用コントローラ製品を用いた構成を選択できる。BACnet対応のオープンデバイスを収容可能のため、既設の顧客設備を活かしながら、用途や規模に応じて柔軟にリニューアルできるとしている。
さらに、建物内の空調や照明、電源設備の最適な制御に加え、エネルギー供給源の管理や消費電力量の見える化を目的としたエネルギークラウド(BEMSクラウド)との連携も可能だということだ。