31日、三井倉庫ビジネスパートナーズは、ワールドトランスシステム社との業務提携を発表した。契約から保管までのWebで完結する月額100円/箱のアナログ文書管理サービスで1,000社以上が利用している「三井倉庫のスマート書庫」にファイルサーバー構築サービスを提供、中小企業へのクラウドやテレワーク環境の推進を図る。
業務提携するワールドトランスシステムは、Javaでの基幹システム開発やHTML5でのフロントサイドの豊富なシステム開発実績に加え、AWS環境でのシステム構築・運用を行っている。今回の提携により、中堅中小企業向けの書類保管サービス「三井倉庫のスマート書庫」ユーザーに対してAmazon FSx for Windows File Serverを利用した「クラウドファイルサーバー構築サービス」を提供する。
Amazon FSx for Windows File Serverは、AWS上のWindows Serverに構築するマーネージド型のファイルストレージで、ファイルのやりとりやActive Directroyとの統合などWindows環境での利点を活かしたファイルサーバを構築できる。不十分な環境にある中小企業などにファイルサーバー構築サービスを提供することで、クラウドやテレワーク環境を推進していく。