アクセンチュアは8月25日、顧客の従業員に対するスキルの再構築を支援するサービス 「タレント・ディスカバリー・プログラム」を、9月1日から開始することを発表した。
同サービスでは、人事や経理などのバックオフィス、営業、生産管理をはじめとしたさまざまな職種を対象に、AIなどのテクノロジーの知識、変革推進のマネジメント力、各職能・業界などに関する幅広いプログラムを組み合わせ、アクティブラーニングなどを活用した実践形式のトレーニングを実施するという。
このサービスを活用することで、成長に向けて必要となる人材を積極的に拡充し、長期的な競争力や事業環境の変化に対する回復力をさらに強化することが可能になるとしている。
同社の代表取締役社長・江川昌史氏は次のようにコメントしている。「将来の日本の生産性向上や競争力強化を担う、AIやデジタルを活用し、創造力が求められる非定型業務を担える人材は、国内で圧倒的に不足しています。『タレント・ディスカバリー・プログラム』は、日本が抱える構造的課題の解決に向けて一石を投じるサービスであり、労働力人口の減少に直面する日本において、生産性向上という国を挙げて取り組むべきナショナルアジェンダに呼応するものです。アクセンチュアでは、一人でも多くの方が市場のニーズに合致し、将来にわたっても常に磨き続けられるスキルを習得できる環境を提供し、社会の構造的課題の解決に向けた活動を強化してまいります。」