NECとローソンは8月24日、インドネシア共和国内のローソンGraha Tamiya(グラハ タミヤ)店にて、デジタル技術を活用した店舗オペレーションの効率化と売上向上に向けた実証実験を8月25日より開始し、9月30日までの約1カ月間行うと発表した。
同実証実験では、NECの店舗業務向けのシステム・ノウハウ(「映像分析」、「IoTセンサーなどのセンシング技術」)を活用することで、店舗オペレーション、顧客購買動向、店舗機器の電力使用量の可視化を行い、店舗オペレーションの効率化と売上向上の検証を行う。
NECは、可視化されたデータにもとづき、当該店舗従業員へのリアルタイムでのフィードバック実施などの提案を行うとしている。
ローソンは、2011年にインドネシアに進出し、現在は同国内で71店舗(2020年7月末時点)展開している。今後、同実証実験の結果をふまえインドネシアをはじめアジアの店舗においてデジタル技術を活用した店舗業務適正化・売上の改善を進める方針だ。