アンジェスは8月18日、開発を進めている新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンについて、大阪市立大学医学部附属病院における第1/2相臨床試験にて、高用量を含めたすべての対象者への接種を完了したことを明らかにした。
今回の接種対象者は健康な成人30名で、低用量群15例、高用量群15名となっている(2週間間隔での2回接種)。予定試験期間は2021年7月31日までで、第1回目の接種から52週間のフォローアップ期間を含むとしている。
なお、同社は今後、接種間隔および接種回数などを検討する別の第1/2相臨床試験も実施する予定で、そちらの計画については改めて発表する予定としており、すべての第1/2相臨床試験の接種完了後、経過観察の上、初期データとしての試験結果を2020年第4四半期に公表する予定であるとしている。