SK Hynixは8月18日、128層3D NANDをベースとしたコンシューマPCIe SSD「SK Hynix Gold P31」を米国市場向けに発売したことを発表した。
すでに米国のAmazon.comにて500GBならびに1TBを購入することが可能となっている。
同SSDは、周辺(ペリフェラル)回路の直上にセルアレイを積層することでシリコンダイ面積を削減した独自技術「PUC(Periphery Under Cell:メモリセルアレイの下の周辺回路)」を活用することで、「次元(Dimension)」が1つ増えたと見なし、「3D NAND」ではなく「4D NAND」と呼称する技術が採用されている。
同製品のシーケンシャルリードは最大3500MB/秒、シーケンシャルライトは最大3200MB/秒としているほか、1000時間の高温動作寿命試験(HTOL)を経て検証された信頼性と150万時間の平均故障間(MTBF)時間、5年間の品質保証により、同社では、長時間のプレイが求められるプロゲーマーや、パフォーマンスと安定性が不可欠なプロのクリエイターやデザイナーにとって信頼できる選択肢となると説明しており、こうした高信頼性のPCIe NVMe製品をPC OEMに供給していくことで存在感を高めようとしているようだ。