グレープシティは8月19日、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2020J v2」を同日リリースしたことを発表した。
JavaScriptコントロールセット「Wijmo」は、年3回のバージョンアップを行っており、最新技術への対応や新コントロールの追加、機能の改善を繰り返している。
今回リリースされた「2020J v2」では、パネルを折りたたんだり展開したりできる「アコーディオン」コントロールを新たに追加し、表示しているデータ以外を隠すことで画面の表示領域を確保できるようになった。
加えて、複数行グリッドの行と列を入れ替えて表示できる「転置複数行グリッド」や、さまざまな種類のバーコードを表示する「バーコード」コントロールを搭載した。
さらに、フレキシブルなデータ表示を可能にする高機能データグリッドコントロール「FlexGrid」では、「カスタムエディタ」に対応。セルの編集時にドロップダウンやカレンダー、コンボボックスなど任意のコントロールを表示させ、快適なデータ入力が可能となっている。
また、JavaScriptフレームワーク「Angular」の最新バージョン「V10」に対応した。
なお、Wijmoは1年定額制のサブスクリプション方式で販売され、最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は、1ユーザーライセンスが132,000円(税込)。