ソフトバンクロボティクスは8月14日、人型ロボット「Pepper」を活用した遠隔接客の実証実験を、8月17日から9月22日まで東京都内のビックカメラ3店舗(有楽町店、新宿西口店、立川店)のGoogle コーナーで実施すると発表した。
ソフトバンクロボティクスは、2020年7月からビックカメラのGoogle コーナーで、「Pepper」を活用した商品紹介やクーポン発券などの非対面接客を実施。その結果、コーナーの前を通る人の2割以上が足を止めて、「Pepper」の接客を受けることがわかったという。
これを受け、「Pepper」によるGoogle 商品のデモンストレーション、「Pepper」をオペレーターが遠隔操作して顧客のニーズに応える機能を追加し、人と接触せずに「Pepper」だけで商品紹介からクロージングまでを行う実証実験を開始する。
具体的には、Google Nest Hub、Google Nest Hub Max、Google Nest Miniの商品紹介、関連クーポン発券、商品体験、オペレーターによる遠隔サポートを実施する。
遠隔での接客には、法人向けの「Pepper for Biz 3.0」で標準提供している「遠隔応答」を利用する。