NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は8月11日、企業の情報セキュリティ対策実行を支援するプラットフォーム「Secure SketCH(セキュア スケッチ)」の有償プラン「PREMIUM(プレミアム)プラン」において「タスク管理機能」と「対策計画編集機能」の提供を開始した。

新機能を利用することで、導入企業はセキュリティ対策を実行する際のタスク(業務)を詳細に管理し、自社の状況を踏まえた実行計画(ロードマップ)を策定できるようになり、対策状況の可視化から実行までのPDCAサイクルを、効果的に運用することができるという。

タスク管理機能は、セキュリティ対策を実行する過程で必要なタスクを管理・可視化する機能。対策ごとに求められる作業やプロセスを細分化し、タスクとして登録するとともに優先度、担当者、期日を設定できるようになり、入力したタスクを一覧表示することも可能。セキュリティ担当者は、Secure SketCHの管理画面上で各タスクの進捗状況を一元的に管理できるようになり、実施漏れを防ぐことで、対策を確実に実行できる。

  • タスクの一覧表示画面のイメージ

    タスクの一覧表示画面のイメージ

対策計画編集機能は、Secure SketCHの既存機能で入力された自社の対策状況に合わせて、自動的に推奨ロードマップが表示される対策計画機能のロードマップを自由に編集し、独自の対策計画を作成することができる機能を新たに追加。各社固有の状況を加味して、実施する対策とその対策実行にかかる想定期間を編集し、ロードマップを作成することで、実効性の高い計画の策定を可能としている。

  • ロードマップ編集画面のイメージ

    ロードマップ編集画面のイメージ

また、ロードマップ通りに対策を実施した場合にセキュリティレベルがどう変化していくかについて、評価(スコア)が表示されるため、対策の有効性を時系列で分かりやすく確認することができるという。

  • 評価(スコア)の時間的推移を示すタイムライン画面のイメージ

    評価(スコア)の時間的推移を示すタイムライン画面のイメージ