電通は8月6日、電通九州、九州大学、AtCoder、イマーゴと「アルゴリズム思考」の学習に関する共同研究などを実施するため包括的な協定を締結すると発表した。

アルゴリズム思考とは、高速で動くアプリ・プロダクトを開発するための思考プロセスの一種で、アプリ・プロダクト開発において、テクノロジーの進化によらず必要とされるプログラミングに関する素養のこと。

5者は、国内初の取り組みとして、AtCoderの所有する競技プログラミングの技術・サービスを中核にアルゴリズム思考を普遍化し、高度IT人材を育成するための共同研究や産学連携プロジェクトなどを今後協働で行っていくことに合意した。

  • 同協定の体制図と各社の役割

同協定に基づき、「アルゴリズム思考の学習を効率的に行う教育サービスの共同研究」、「数理モデルを用いた地域課題解決の産学連携プロジェクトの実施」「育成した高度IT人材が社会で活躍するための支援事業」などを実施していく方針だ。