富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は8月6日、CyberArk Software(以下 CyberArk)のSaaS版特権ID管理製品「CyberArk Privilege Cloud」を発売した。

  • 「CyberArk Privilege Cloud」利用イメージ

    「CyberArk Privilege Cloud」利用イメージ

「CyberArk Privilege Cloud」は、特権ID管理の運用作業を最小限に抑え、最大の効果を発揮を支援するソリューション。富士通SSLが本年2月から販売しているオンプレミス版の特権ID管理製品「CyberArk Privileged Access Security」と合わせ、顧客の要望に応じて2つの形態で特権ID管理システムを提供するという。

接続コネクターを準備するだけで、オンプレミスやクラウド上リソースの特権IDや、特権IDを埋め込まれた運用自動化ツールも包括的に管理が可能となるという。オンプレミス版の「CyberArk Privileged Access Security」の主要機能を網羅し、導入後も様々な機能アップデートを利用できるということだ

専任コンサルタントによる支援プログラムの主な内容は、実装前チェックリストによるシステム環境調査、「CyberArk Privilege Cloud」の展開スケジュール策定、支援期間中の定期的なミーティングによる最適プランの見直し——。導入規模に応じた段階的な支援メニューを提供するということだ。

また、富士通SSLの導入支援は、専門技術者とCyberArkの専任コンサルタントが連携して支援プログラムを推進し、スムーズな運用を実現する運用カウンセリングや、「CyberArk Privilege Cloud」が提供する他製品との連携プラグインに顧客指定の製品が含まれていない場合、富士通SSLがカスタムプラグインを開発し提供するという。

販売価格は個別見積り(年額4,200,000円~、導入支援費用は別途)。