ラネクシーは4日、同社のPC操作ログ収集管理ソフトウェア「MylogStar(マイログスター)」に操作画面を録画することでユーザ履歴の記録を行う「iDoperation SC(アイディーオペレーション・セキュリティカメラ)」(NTTテクノクロス提供)との機能連携を発表した。
「MylogStar」は、クライアントPCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウィンドウ等、15種類のPC操作のログを記録。検索、アラート、動作のトレースと詳細ながら使いやすい管理画面でエンドポイントとなる端末のログを解析できる。一方、NTTテクノクロスが提供している「iDoperation SC」は、PCやサーバー操作画面を動画保存することで操作履歴の記録を行える画面操作録画ソフトウェアで不正行為の抑止、特権IDの操作記録と企業にとって致命的になりかねない情報漏洩の防止に役立てられる。
NTTテクノクロスが8月21日から販売する新バージョン「iDoperation SC Version 3.0」では、「MylogStar」で記録した操作ログデータを取り込み、ログデータと録画データを自動で紐づけるなど相互連携が図られている。操作ログから該当する録画データ部分の検索や再生も可能になるなど証跡データの追跡調査もより便利になる。