リコーとアドバンスト・メディアは8月3日、音声認識ソリューション分野における業務提携契約を締結すると発表した。

同協業では、アドバンスト・メディアの音声認識分野での技術やソリューションを、リコーがさまざまな業種・業務の企業に対して課題解決する際の提案に組み入れて提供する。また、両社の技術・ノウハウを組み合わせて音声認識技術を活用した業種・業務向けのソリューションやクラウドアプリケーションを共同開発し、提供を行う。

両社は、ニューノーマルの時代において、音声を活用したソリューションの提供を通じて、オフィスやホーム、現場といった「はたらく場所」を問わない業務遂行の支援や、音声をデジタルデータ化し、蓄積されたデータを活用することによる、さまざまな業務プロセスの自動化・省力化を目指すとしている。

具体的には、音声を活用したソリューションを「音声コミュニケーション」「音声認識」「音声データ活用」という3つの分野に分け、音声コミュニケーションを軸としつつ、相互に連携した発展・深化型ソリューションの開発・提供を行う方針だ。