アシストは8月3日、企業における動画の活用を推進するエンタープライズ動画管理基盤「Panopto(パノプト)」の販売を開始した。

Panoptoは、同社が7月に発表した「IoK(Internet of Knowledge)構想」 に基づくソリューションの第1弾となる製品で、動画の作成、編集、共有を専門家ではなく誰でも簡単に行えるもの。

コンテンツ管理機能では、フォルダや動画コンテンツ単位で管理者や参照権限を設定することや、任意のタイミングでの動画公開、保管期間の設定、視聴されていない動画の自動削除できるなど、動画を効率的に管理可能。レコーディングでは、録画ボタンを押すだけでプレゼンテーションや画面操作の動画ファイルが自動生成され、音声認識によりキャプションを自動生成するという。

また、動画コンテンツの視聴者や視聴日時、視聴の完了率などを管理したり、プレゼンテーションをライブ配信して視聴者と相互にコミュニケーションすることも可能だ。

さらに、モバイル端末のアプリにより、動画コンテンツの検索、視聴、録画、公開スケジュールの設定、コンテンツ承認、共有まで視聴や管理に関するすべての操作が行えるという。動画コンテンツ内の音声から自動的に作成されるキャプションや資料中の文字まで含めた検索が可能で、動画の作成者だけでなく動画視聴者にとっても使いやすいツールとなっている。

なお、PanoptoはAmazon Web Service上で稼働するサービスとして、年間サブスクリプション形式で提供される。価格はスタートモデル 470万円(1年間/税別/ユーザー数1,000名まで)。