ジャパンディスプレイ(JDI)は7月31日、非開腹手術(腹腔鏡手術、内視鏡手術)に加え、繊細な表示を求められる眼科や脳外科手術といった医療用途、および放送局や画像編集用途向けとなる30.2型8K液晶ディスプレイを開発したと発表した。
用途に応じて使い分けを可能とするために2製品が用意されており、1つは1000cd/m2の輝度を実現した高輝度モデル、もう1つはBT.2020カバー率90%の広色域モデルとなっている。2製品ともに液晶モードとしてはIPS-NEOを採用しており、コントラスト比は1400:1となっている。
なお、2製品ともにすでにサンプル出荷を開始しており、2021年夏からの量産出荷を予定しているという。