セイコーソリューションズは7月30日、法人/産業分野向けのPoE対応Wi-Fiアクセスポイント「SkySpider MB-R210」を開発し、9月中旬より販売を開始することを発表した。価格はオープン。
「SkySpider MB-R210」は、車載も可能な耐震性と電源設計、幅広い対応温度範囲、自律での復旧機能など、信頼性を求められるさまざまなシーンで利用できるWi-Fiアクセスポイント。
最大64台までのデバイスを接続でき、オフィス、学校、ホテル、交通機関などの業務用Wi-Fi整備に適している。
アンテナ内蔵のコンパクトな筐体により設置場所を選ばず、PoEによる電源供給により設置工事も容易で、最新のセキュリティ規格WPA3に対応している。
LTE対応IoTルーター「SkyBridgeシリーズ」と組み合わせることで、光回線の敷設が困難な場所へWi-Fi環境を設置することも可能。遠隔監視機能(TR-069)を備え、3年間のセンドバック保守が付属する。
最大伝送速度は5GHz帯が867Mbps、2.4GHz帯が300Mbps(理論値)。接続可能台数は64台。アンテナは内蔵アンテナ×4、2×2 MIMO。インタフェースはLAN:10Base-T/100Base-TX×4、LAN/WAN(ソフトウエア切り替え):1000Base-T×1。認証方式はWEP(64/128bit)、WPA、WPA2、WPA3 Personal。暗号化方法はAES、TKIP。動作モードはゲートウェイ、ブリッジ、リピーター、WISPモード。本体サイズはW29×D145×H160mm。