AGCは7月27日、今後の半導体微細プロセスを実現するうえで必要なEUVの需要が増加するとの見通しを踏まえ、EUV向けフォトマスクブランクスの供給体制を強化することを決定したことを発表した。
具体的には、グループ会社のAGCエレクトロニクスにおいて、2020年10月より建屋拡張を含めた増強工事に着工し、2022年より生産を開始する予定としている。
なお、AGCでは、EUVを活用した微細プロセスの需要増加に合わせて量産体制の構築を進め、2025年には売上高400億円以上、シェア50%を目指すとしている。