丸紅は7月27日、主にAIを応用した診断支援製品等を医療機関向けに提供する新会社「クレアボ・テクノロジーズ」(以下、クレアボ)を設立したことを発表した。

クレアボは、AIなどの先端技術を適用した医療機器・サービスおよびその他医療機器、ヘルスケア関連商品の開発、製造、販売・貸与、輸出入を行う新会社。薬機法の関連業許可を取得次第、営業を開始するという。

同社は、AIなどを応用した診断支援製品を開発する国内・海外のメーカーとパートナーシップを結んでいくという。関連業許可を取得することで、各製品の関係当局への承認申請、各専門分野のオ ピニオンリーダーとの連携、医療機関向けディストリビューション網の構築を同社が一貫して行うことが可能になるということだ。

今後は多数のパートナー企業とともに、日本およびアジアの医療機関向けにAI診断支援ビジネスのプラットフォームを構築していくとしている。

なお、社名の「クレアボ・テクノロジーズ」は、英語の Clairvoyance(千里眼=先を見通す能力、隠れているものが見える能力)が由来だという。