IEEE Spectrumは7月22日(米国時間)、「Top Programming Languages 2020 - IEEE Spectrum」において、2020年のIEEE Spectrumプログラミング言語ランキングを発表した。同ランキングは8つのソースから生成した11の指標をもとに出したもの。
発表されたランキングは次のとおり。1位がPythonで、これにJavaとC言語が続いている。Pythonはこれで3年間連続で1位を獲得したことになる。
- Python
- Java
- C
- C++
- JavaScript
- R
- Arduino
- Go
- Swift
- Matlab
IEEE SpectrumはPythonが首位を維持した理由として、教育向けのプログラミング言語として使用されていることを挙げている。また、Pythonにはサードパーティ製ライブラリが豊富に存在しており、機械学習などの分野での採用が進んでいることも理由の一端として挙げられている。
それ以外の動向としては、TwitterメトリックスにおいてCOBOLが7位に上がった点についても言及されている。データ収集が実施された2020年4月は新型コロナウイルスの影響でロックダウンが実施され失業者が増加。結果として、米国の失業手当システムがクラッシュし、COBOLで実装されていたこうしたシステムの強化を依頼するため、COBOLプログラマーへの需要が高まったことが背景にあると指摘されている。