グロービス経営大学院や経営に関するビジネススクールの運営を行うグロービスは21日、記述式演習問題の自動採点や解答者へのアドバイスなどをAIで行うラーニングシステムを同社学習サービスで提供することを発表した。
これまでは難しかったという記述式演習問題への自動採点を行う「GAiL」は、2017年に設立されたグロービスAI経営教育研究所で開発されたAIを搭載するラーニングシステムで、今年の2月からは、動画学習サービス「グロービス学び放題」の個人会員向けにトライアル提供されている。
解答内容である自然言語をAIの深層学習アルゴリズムが解析し、自動採点のほか解説やアドバイスも表示されるもので、今回β版に到達した「GAiL」によって法人会員を含めた10万人の会員に対してのサービスの提供が行われることになる。