ニールセン デジタルは7月21日、「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)」のデータをもとに、地図・旅行情報カテゴリーのメディア利用状況を発表した。
2020年5月における地図・旅行情報カテゴリーの利用者ランキングでは、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルでの月間利用者数はGoogle Mapsが最多で4,717万人。次いでNAVITIME(1,189万人)、Apple Maps(1,099万人)であったという。
GRP(Gross Rating Point:延べ視聴率)に着目すると、Google Mapsが最も高く740%で、次いでYahoo Japan Maps(350%)、Mapion(248%)であったという。Yahoo Japan Mapsが利用者数順位に対してGRPで順位を上げているのは、平均利用回数が月に平均50回と、他サービスを大幅に上回っているためだという。
月間平均利用回数の多かったYahoo Japan Mapsの平均利用回数を性年齢別にみると、女性18-34歳が87回と最も多く、次いで女性35-49歳(60回)、男性50歳以上(56回)で、最も平均利用回数の少ない男性35-49歳でも28回利用しており、すべての性年齢で他のサービスと比べて利用頻度が高い水準にあったという。
地図・旅行情報カテゴリーの利用者数TOP5のターゲットGRP(TARP)を性年齢別に見ると、多くの性年齢でGoogle Mapsが最も高い一方、男性50歳以上ではYahoo Japan Mapsが最も高く740%となった。