弁護士ドットコムとドリーム・アーツは7月17日、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」と大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を連携し、「SmartDB」内で一貫して電子契約ができる「クラウドサイン連携オプション」として提供開始すると発表した。

「クラウドサイン」は、契約を全てクラウド上で完結し、電子署名とタイムスタンプが施されており「いつ・誰が・何を契約したか」を確認できるため、法的証拠力を担保している。一方で、「SmartDB」は複雑な承認プロセスをもつ社内の申請業務をペーパーレスで決裁できるワークフロー機能と、細やかな権限設定ができる文書管理機能を備えている。

  • クラウドサイン連携オプション 概要

このたび提供を開始するオプションにより、社内の起案担当者は申請から契約締結、その後の社内システムへの自動保管・管理まで「SmartDB」内で完結できるようになる。

社内ワークフローの決裁を「SmartDB」上で申請、終了した時点で、契約書のPDFファイルが自動で「クラウドサイン」に登録され、取引先の担当者にはクラウドサインから確認依頼のメールが自動送信される仕組みとなっている。

取引先の担当者が契約書を確認・承認されると、クラウドサインからデジタル証明書が付与されたPDFファイルおよび合意締結証明書が契約担当者と取引先担当者宛の双方に発行され、締結済みの契約書はWebデータベース「SmartDB」に自動で登録、適正な権限が付与されセキュアな環境で検索・確認できるという。

同オプションは、「SmartDB」の最新バージョンにおいて利用可能で、価格はオープン価格。なお、「SmartDB」の料金は、1,000ユーザーの場合、1ユーザー800円(税抜)/月。