QPS研究所は7月16日、北部九州の企業約20社と協力して開発・製造した小型SAR衛星2号機「イザナミ」の打ち上げを、2020年12月以降に実施する予定であることを明らかにした。

衛星事業者向け打ち上げサービスを提供するSpaceflightと契約したとのことで、同社が提供するライドシェア専用ミッション「SXRS-3」として、スペースXが打ち上げる「ファルコン9ロケット」に搭載され、2020年12月以降に宇宙へ打ち上げられる予定だという。

なお、QPS研究所では、2019年に打ち上げた1号機、そして今回打ち上げられる2号機を活用し、SAR観測を実現するための知見、経験を広げていき、3号機以降の衛星開発、打ち上げへとつなげていきたいとしている。