マクニカは7月15日、同社が提供するNVIDIA GPUを用いた「AI学習環境構築サービス」の提供体制強化のため、NVIDIAのパートナーであるジーデップ・アドバンスとの協業を開始することを発表した。
AI学習環境構築サービスは、AI開発者のための開発環境(インフラ)を構築するサービス。 GPUリソースをチーム内で共有、将来的な拡張が可能であるほか、成果物の管理が可能であること、開発者に優しいUIで、AIモデル開発をすぐに始められること、そしてコンテナ環境下でもセキュリティが担保されているといった特徴がある。
今回、NVIDIA GPUサーバーの広い販路と豊富なシステムインテグレーションの実績を持つジーデップ・アドバンスと協業することにより、顧客それぞれの環境に合わせた最適なシステム提案・検証・導入・保守運用までを、ワンストップで提供可能になるとしている。
ジーデップ・アドバンスの代表取締役である飯野匡道氏は、次のように述べている。「国内で数多くのAI開発用ハードウェアを導入させて頂いている私共ジーデップ・アドバンスは、安全で安定したAI開発環境の構築とそのメンテナンスのため、利用者や研究者の貴重や時間が割かれ、優秀な人的リソースを不本意ながら本来の業務以外にアサインしなければならないという現場を多く見てきました。株式会社マクニカ様との協業による「AI学習環境構築サービス」オールインワンパッケージの提供により、お客様は本来の業務に専念し開発の質とスピードを飛躍的に向上していただくことが可能になると確信しています。」