Googleは7月13日(米国時間)、「G Suite Updates Blog: Improved Google Calendar event creation on the web」において、Web版のGoogleカレンダーのイベント追加ダイアログにより多くの機能を統合することで、イベント追加の手間と時間を軽減すると伝えた。
この新しいダイアログは2020年7月13日から1日〜3日間をかけて即時リリース方式を選択しているユーザーに提供が開始されるほか、2020年7月23日からG Suiteを使用するすべてのユーザーに対して数日かけて順次提供が開始される。
今回新しく追加される主な機能は次のとおり。
- ゲストに対してゲスト一覧の閲覧権、他のユーザーの招待、イベントの編集といった機能を与える設定
- イベントの説明にファイルを添付する機能
- イベントの色設定、通知のカスタマイズ機能、Free/Busyの設定、イベントビジビリティの変更機能
- 「Find a time」機能の改善
Web版のGoogleカレンダーでは、イベント作成ダイアログからある程度の設定を行いながらイベントを作成することができる。しかし、より細かいオプションを設定しようとした場合、「その他のオプション」をクリックして詳細設定を行ってからイベントを作成する必要があった。
今回このイベント追加ダイアログにより多くの機能が追加されたことで、「その他のオプション」をクリックすることなく、より多くの情報を追加することが可能になると見られる。招待するユーザーの空き時間を確認しながら会議の予定を作成するといったことがこれまでよりも簡単になる点も注目される。