Googleは7月13日(米国時間)、「G Suite Updates Blog: Full color support and more updates to printing on Google Calendar」において、Googleカレンダーの印刷機能に新しく「フルカラー」と呼ばれるオプションを追加したと伝えた。
これにより、従来の枠抜き印刷とは異なり、Webブラウザで閲覧しているのとほぼ同じスタイルで印刷が行われ、イベントの区分けが簡単になるという。これまでの印刷機能では、次のように個々のイベントは枠抜きで印刷が行われていた。
今回追加される新しい「フルカラー」オプションを使うと、次のようにWebブラウザで閲覧しているとの同じスタイルでの印刷が行われるようになる。その結果、色による種別分けがわかりやすくなる。
また、今回の機能追加で1シートごとに1日または1週間単位での印刷が可能になるほか、1日の印刷では最大24時間すべてのイベントが印刷できるようになる。加えて、これまで25分以下のイベントは30分枠まで拡大して表示されていたものが、実際の長さで表示が行われるようになった。空きスペースがある場合は場所も表示が行われる。
この新しい印刷機能は即時リリース方式を選択しているユーザーに対しては、2020年7月13日から1日〜3日間かけて配信が行われる。それ以外のユーザーに対しては、2020年7月27日から1日〜3日間をかけて提供が予定されている。