日立ソリューションズ・テクノロジーは、同社のリアルタイム音声テキスト化ソフトウェア「Ruby Dictation」を強化し、13日より販売を開始した。
「Ruby Dictation」は、音声認識国際評価イベントCHiME-5で世界2位の評価を得るなど、高い音声認識率を誇る技術をオンプレミスのLinux環境下に提供する音声テキスト化ソリューションで、言語モデルと音響モデル双方で音声認識エンジンを構築している。
同社はコンタクトセンターのシステムのオペレーター業務などでのニーズの高まりに応え、「Ruby Dictation」にユーザの修正や単語登録による言語モデルへの反映、リアルタイム音声認識の際のハードウェアリソースや処理時間を約半減するなど日立製作所研究開発グループのAIを活用した研究成果を機能として搭載。専門性の高い単語の容易な学習、業務を止めずに認識率を向上させるなど大幅な機能強化が加わることになる。対応OSはLinux(RHEL 7.8/8.1、CentOS 7.8/8.1)、対応言語は日本語となる。