FOSSBYTESは7月9日(米国時間)、「Google Will Release Android 11 On September 8th; Reveals Official Video」において、Android OSの次期バージョンとなるAndroid 11が2020年9月8日にリリースされる可能性があると伝えた。
Googleが先日開催したオンラインイベント「"Hey Google" Smart Home Summit」の基調講演において、Android 11の新しい電源メニューに関するスライドにリリース日の情報が記されていたという。
同イベントは中止になったGoogle I/Oに代わってGoogleが開催したもので、基調講演では同社でスマートホーム部門を束ねるMichele Turner氏が、スマートホームのための最新の技術やツールについて語った。この基調講演のスライドに、当初は「Checklist for September 8th Android 11 launch」というタイトルのページが含まれており、Turner氏自身が「We’re launching everywhere on September 8th」と話していたとのこと。現在公開されている動画からは該当箇所が既に削除されているため、このリリース日がGoogle社内で決定済みのものなのかどうかは定かではない。
Android 11は現在デベロッパープレビューの段階にあり、7月8日には開発者向けのベータ版(ベータ2)がリリースされている。Googleが公式にアナウンスしているスケジュールでは、8月にリリース候補ビルドとなるベータ3が公開され、最終リリースは2020年の第3四半期に予定されている。少なくとも、9月8日という日付はこのスケジュールに合致している。
Android 11には、メールやメッセージの新しいUIや、Google Homeと連携した電源メニュー、新しいメディアコントロール、強化されたプライバシー機能などが含まれる。APIやOSの動作については現在公開されているベータ2で確定するため、ここから大きく変更されることはないだろう。新機能などの詳細は開発者向けの下記のサイトにまとめられている。