インターステラテクノロジズ(IST)は7月10日、観測ロケット「ねじのロケット」の打ち上げを2020年7月中に行う予定であることを明らかにした。
今回の打ち上げは、6月に行った「えんとつ町のプペル MOMO5号機」の打ち上げの際と同様、新型コロナウイルス感染防止対策として、完全無観客・来町自粛・立入り制限区域の拡大等を実施して行うとしている。また、自粛の呼びかけに応じない見学者が来町するリスクを最小化するため、詳細な日時は直前まで発表しないともしているほか、打ち上げの様子も前回同様YouTubeなどでライブ配信が行われる予定で、配信に関する詳細情報については同社Facebook、Twitterなどで公開するとしている。
ねじのロケットの打ち上げにおける新型コロナウイルス感染症対策の主な取り組み内容は以下の通り
- 見学場封鎖による完全無観客打ち上げ
- 見学の方が大樹町に来ないように自粛を強く呼びかけ
- 立入り制限区域の拡大(打ち上げを見られる場所を大幅に減らす)
- 制限区域外で人が入れそうな場所へのパトロールと声掛け
- YouTube、ニコニコ動画によるライブ配信の充実
- 打ち上げ後記者会見は、オンラインで実施
- 打ち上げ日時の発表を直前まで控える
- 新聞・チラシ等で立入り制限区域やパトロールエリアを周知
なお、ISTでは、打ち上げの来町自粛ならびにライブ配信について、「ぜひ、多くの方にライブ配信にてロケット打上げを愉しんでいただけたらと思います」とコメントしている。