ISID(電通国際情報サービス)は7月8日、製造業の生産計画担当者向けに、資材・部品の納入日をシミュレーションするシステム「ADISIGHT-DDS」の提供を開始すると発表した。

同システムは、需要見込みや受注ごとに優先度を設定することが可能で、その優先度に基づき、資材・部品の納入日や使用先を算出する。算出された新たな納入日から資材・部品の現行手配計画との差異や余剰在庫を可視化し、異常の発生している手配の明細を確認することで、対策の検討に活用できるという。

また、需要の変化や新たな受注獲得による出荷計画の変更や、部品の欠品・資材調達遅れによる手配計画の変更に対し、日程計画全体のシミュレーションを実行する。複数のシミュレーション結果を比較することが可能なため、最適な生産計画の検討に活用できるとのこと。

利用料金は、ライセンス価格が900万円(税別)で、導入費用は別途見積もり。また、別途Microsoft SQL Server / Microsoft Power BI ライセンスが必要であり、保守費用はライセンス価格の15%かかる。