マクニカネットワークスは7月1日、スリークが開発した、GitHubと連携したコードレビューの自動化サービス「Sider」の取り扱いを開始したことを発表した。
Siderは、プロジェクト毎に定義されたルールに基づいて、コードレビューを自動化するサービス。ルールに基づきコードを最適な量に絞ることで人が確認できる状態にし、人が時間をかける必要のない簡易なコードレビューはSiderに任せて自動化するといったことが可能となる。
GitHubにおけるPull Requestのタイミングで、Siderがルールに基づき解析を行いその結果を表示する。画面上で指摘内容や対応状況を簡単に把握できるため、見逃すこともなくユーザの学習コストも低く抑えることができるという。
コードの解析・違反コードの混入の抑止を組織全体に対し実現でき、また、ユーザは特別な意識や労力を必要としないということだ。
また、一般的なツールでは抽出できない組織・プロジェクト固有のルールをSider上で独自解析ルールとして登録し、Pull Requestのタイミングでチェックすることが可能。ルール設定には過去の経験が蓄積され、コードに潜む問題を未然に防ぐとしている。