マクニカネットワークスは6月23日、米F5 Networksと「Shape Security(シェイプセキュリティ)」の販売における代理店契約を締結したことを発表した。
マクニカネットワークスが取り扱いを開始するF5 Shape Securityは、マウス操作やキーの入力状況、アクセス環境、端末情報など多くの情報を収集し、人からのアクセスか、ボットからのアクセスかを高精度で判別することが可能なサービス。
セキュリティ・オペレーションズ・センタ(SOC)のフルマネージドサービスが含まれ、また、サービスの開始に必要な環境構築から監視・障害対応・セキュリティ対策まで、運用保守サービスが包括的に提供されるという。
具体的には、小売・Eコマースやオンラインバンキング等の金融機関、予約システムなどの運営者、Webdサイトの管理を行っている情報システム部、旅行・ツーリズム、保険、携帯キャリア業界、政府機関、オンライン上のギフトカードやポイントシステムを管理している担当者を対象に、通常のボット対策サービスでは防ぐことのできない複雑且つ高度な攻撃からの防御、クレデンシャルスタッフィング等のマニュアルによるアカウントテイクオーバーのブロック、パスワードリスト型攻撃やWebスクレイピング攻撃からの防御、ギフトカードやポイントシステムへの詐欺に対するセキュリティ、さらにはJava Scriptを使ったセキュリティ強化プロセスの簡素化といったことを、F5 Shape Securityを通じて提供するということだ。