楽天は6月19日、スマートフォンアプリ向けのサービスマッチング型広告配信ソリューションである「RMP - For Apps Connect」を提供開始した。新サービスは、広告媒体となる各アプリ内に、それぞれのコンテンツやユーザーのアクションに対して親和性が高い広告の配信を可能とするもの。

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同サービスの対象企業は、自社サービスの見込み顧客に効率的にアプローチしたい広告主企業及び、ユーザー体験を損なうことなく自社アプリを広告媒体として使用したいアプリ運営企業。

アプリを運営する企業は、同サービスのSDK(Software Development Kit)を自社アプリに実装することで、ユーザー体験を損なうことなく、アプリ内のページを広告媒体として使用できるという。

広告主となる企業は、同サービスのSDKを実装した各アプリのユーザーに親和性の高い広告を配信し、効率的にアプローチ可能になるとしている。

なお、ユーザーは各アプリにおいてデータの取得や利用にそれぞれ同意することで、同機能を利用可能になるという。

同サービスを利用すると、例えば、タクシー配車サービスを運営する企業が、地図アプリを閲覧するユーザーに対して目的地の近くにいるタクシーの予約を促す広告を、地図アプリ内で配信可能になるとのこと。

また、飲食店予約サイトなどを営む企業が、乗換案内アプリを利用するユーザー、乗換案内で検索した目的地の近くにある店舗で利用できるクーポンの広告を、乗換案内アプリ内で表示することなども可能になるとしている。