テックファームは6月19日、ショッピングモールや商店街、水族館、温泉、イベント会場といった商業・観光施設の新型コロナウイルス対策を支援するため、スマートフォンに入力された検温結果を電子スタンプで証明して複数の店舗や施設で共有できる「Raklu(ラクル)検温証明システム」の提供を開始すると発表した。
昨今、多くの店舗や施設などが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、検温システムを導入している一方で、複数の店舗・施設を訪れる際に毎回検温していると時間がかかり、利用者の利便性低下や運営者の負担が増加している。
同システムは、利用者が最初に訪れた店舗・施設で、検温器などで測定した体温をスマートフォンに入力し電子スタンプを押印すると、測定結果が検温証明として登録され、連携している店舗・施設同士で利用者の検温情報が共有できる。
また、利用者の体温や訪問場所の履歴は連携している施設に共有され、利用者側でも確認することができるという。
料金は標準プランは月額10万円からで、初期設定に別途10万円がかかるとのこと。