Googleは先月、同社のWeb会議サービスを「Google Meet」と名称変更するとともに、多くのユーザーに対して無償で提供を開始した。同社はその後、Google Meetを「Gmail」や「Googleカレンダー」といった同社の人気サービスに統合しており、メールやカレンダーから簡単にビデオ会議を開始できるようにしている。自社のサービスと統合することで、Google Meetが使われる機会を増やす狙いがあると見られる。
Googleは6月16日(米国時間)、「Stay connected more easily with Meet in Gmail on mobile」において、同様の取り組みをGmailのAndroidおよびiOSアプリにおいても進めると伝えた。Gmailアプリに「Meet」というタブを追加し、予定されているWeb会議の一覧表示、会議への参加、新規会議の作成などをGmailアプリから行うことができるようになるという。
Google Meetを利用しないユーザーは設定を変更して、これまでどおりMeetタブを表示させない状態にすることもできる。Googleは今後数週間以内にこの変更をGmailアプリに適用すると説明している。