デルとEMCジャパン(デル テクノロジーズ)は6月16日、企業におけるAIの導入を簡素化しビジネス変革を加速化するために、H20.aiとともに、機械学習(ML)向けに最適化されたDell EMCインフラストラクチャーで新しいAI向けの「H2O.ai向けリファレンス アーキテクチャー」を発表した。同日より提供を開始する。
「H2O.ai向けリファレンス アーキテクチャー」は、ML向けに最適化されたDell EMCのサーバーやネットワーキングを使用して、AI導入の加速化を支援するソリューション。
H2O.aiのソフトウェアは、最も広く使用されている統計アルゴリズムとMLアルゴリズムに対応しており、さまざまな業種の企業でAI導入を支援し、すでに世界20,000以上の組織から高い評価を得ているという。
検証済みのソフトウェアには、「H2O Driverless AIエンタープライズ プラットフォーム」、オープンソース プラットフォームである「H2O」、H2O Sparkling Waterの「オープンソース ソフトウェア プラットフォーム」が含まれる。
これらには、最適化されたインテルのライブラリーとMLフレームワークを活用して、Dell EMCインフラストラクチャー上でパフォーマンスが強化され運用される。さらに、オプションのGPUアクセラレーションを活用してAutoMLを高速化でき、XGBoost、GBM、GLM、K-MeansなどのマルチGPUアルゴリズムがサポートされるということだ。
価格は、2816万5000円〜(税別、H2O Driverless AI 1年間サブスクリプションを含む)。デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供される。